私のこれまでの方針としては、「このテーマを入れるだけで、追加で何もしなくてもいいよ!」というものを目指していました。
確かに既にあるプラグインを利用するのは悪い事ではありません。私も苦労して開発しなくて良いのでとても助かっています。
しかし、場合によっては多機能すぎるゆえに動作や表示が遅くなるといった事が起こっていたり、不要なデータをDBに蓄積させてしまうといった事も起こり得ます。そういったものをわざわざ入れて、不要な混乱を招くのであれば使わないほうが良いでしょう。
個別に作成するテーマは、お客さんの要望に応じて最適化しているので、機能を特化して制作できます。その為、メンテナンス時のトラブルを潰せますし、なにより表示も早いです。
「追加があればメンテナンスも兼ねて一度相談してね!」と、そんな考えでもありましたが、そのような相談はあまりなく、圧倒的に多いのは「今まで動いていたのに、納品されたテーマが変だ。」という相談。そして蓋を開けてみると不要なプラグイン同士の喧嘩が原因であったり、テーマの改変が原因(これこそサポート対象外)であったりします。
「追加があればメンテナンスも兼ねて一度相談してね!」が「トラブルがあったら無償で対応してね」に何故かすり替わっているようで、この考えで制作するのは危ないなと思うようになっているのが本音のところかもしれません・・・。
そんな事もあり、どこに原因があるかを素早く見つける為には、見直しは必須なわけです。
少し長くなりましたので、本日はここまで。
次は「具体的にやった(やる)こと」について続きます。
続・全面的にWordPressのテーマ構成を見直すことにした件について