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新元号も決まったので、そろそろ自身の未来の話をしてみようと思う。

2019年4月3日

最近はパニック障害をカミングアウトする芸能人が増えたおかげで、自身の症状については説明しなくてもいいくらいにはなってきていますが、一応会社の代表ですし、東京時代でお世話になった方々も多くいますので、自身の状況くらいは報告しないと・・・とはいえ状況はそんなに変わっていないし報告するほどの事もないので、今まで文章にすることはなかったのですが、新しい元号も決まったことですし区切りもよさそうなので、今回ご報告というかたちで文章にしてみることにしました。


まず自身の状態です。
これは普段のFacebookの投稿でもわかるとおり、随分良くなっています。
主治医に明言されたわけではなので正しくは違うのかもしれませんが、これが認知療法?というのでしょうか・・・とにかくポイントは2つ
「危うきには近寄らず」
「この症状は死ぬようなものではない」
これを覚えておくということで、最悪の症状からは回避できています。
例えば「危うきには近寄らず」ですが、私の場合は「何かしら緊張状態で物理的に逃げられない状況」全般がダメなので、そういった状況にならないように触れない近づかないという感じです。
ただ難しいのは「何かしらの緊張状態」がストレスなのか疲れなのかよくわからないんですよね・・・。
だからいつその発作が起こるかわからないというのが怖いところで、意識すると多分どこでもなってしまうんでしょう。要はそれが7年前の状況で、電話だろうが電車だろうが風呂だろうが布団の中だろうがどこでも、その恐怖が襲いかかるわけでして、その頃からすると今はほぼ問題ない程度には回復してるんだと思います。
ただし、やっぱり「あ、これヤバイやつだな」と感じる事は時々あって、そんな時は無理せず落ち着くまで待ちます。その時に「この症状は死ぬようなものではない」ということで安心するわけです。


回復はしているとはいえ、未だ薬は飲んでいますし、飲み忘れてしまうとぐったりとしてしまう事も多々あります。それでもジェイゾロフトのジェネリック薬「セルトラリン錠50mg」を1日1錠と、酷い頃からは半分の量ですし、頓服程度にレキソタンが処方されてまして、東京に行ったり大阪、福岡、と転々とする時には、痛み止めと緊張の緩和として飲むようにしてます。(ただこれも最近は、使用する事は稀になってきました。)


自身はそういう状態でして、仕事自体は半分程度の稼働率です。
ただこれも最近はスキル向上でカバーしてまして、出来る事は東京にいた頃の倍にはなっていると思います。プログラムそんなにでなかったですしね。。。今はもうWordPress&PHP&javascript&Python・・・とデザインの領域超えちゃってます。


さてさてパニック障害と鬱と診断されて愛媛に強制送還されて早いもので7年。
また東京に戻れてたらなんて考えていましたが、平成も今月で終わり私の年齢も気がつけば40歳です。
そろそろ、いろんなことを決断して前に進まないといけない時期なんじゃないかと感じています。


その決断のひとつとして、松山で新しく会社を作ろうと考えています。
まあ新しい事というよりも、身の丈にあった規模に状況を再構築するといった感じでしょうか・・・。
幸いなことに松山、東京間は比較的行き来しやすいということはあるので、実際問題それほど不自由がないという事もあります。最近は仕事をするスペースがどこでもあるので不自由してません。
(話は逸れますがお世話になっていたデザイン事務所も今や山梨に移転してます。東京にいなくても問題ないんだそうで。。。これも時代ですね。)


もう一つはブルームビジョン株式会社を今期で一旦休眠手続きを行い、以降、閉鎖に向けて手続きやら諸々の整理をしようと考えています。
元々ブルームビジョンという会社はメーカーさんと取引し易くする目的で作った会社でして、今となっては、看板だけが残っているという感じです。
ちなみに負債こそないものの、色々不義理もあると思いますので、それは引き続き新会社に引き継ぎたいと思います。まあ新会社といっても私がやるには変わりないですし、業務内容もさほど変わりません。
ただ、このまま松山で宙ぶらりんでいても状況は変わらないですし、東京に戻れないのなら東京に会社があっても無意味だなと思うんです。


具体的な時期は今期中ですが、決まり次第、お世話になった方々には新会社及び休眠についてのお知らせをきちんとお送りできればと思っています。
そんな感じで、平成の終わりと令和のはじまりですが、私自身はもう少し活動しやすい状況を作って行こうと思ってます。

以上、パニック障害のその後と会社についてでした。

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