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Retina Displayに慣れてきてから思った事

2014年7月9日

Retina Displayに慣れてきました。
で思った事。
 
ウェブサイトの画像が汚い。
 
例えば100×100のJPEGの画像があったとします。
これがRetinaだと100×100を拡大して表示させるので画像がボケるんです。
今ほとんどのサイトがRetina Displayに対応してないです。
そんな状況でAppleだけじゃなく他のメーカーも今年の春モデルから高解像度液晶PCをリリースしてるので、購入して実際にサイトをみて「あれ?」ってなる人が増えると予想してます。
これに対応させるためには2倍の大きさの画像を用意しないといけません。
そうすると困るのがレスポンシブさせた場合の画像。
画像が2倍になるとキャパオーバーになって表示されないとか、通信量が増えるとか面倒な問題が増えます。そのあたりは通信会社さんや端末側で対応するようになると思いますが、サイト制作を依頼する側の端末やら環境の対応は後手後手になるでしょうから、綺麗にできるのにできないor工数増える、という悩ましい状態になると予想してます。
まるでIE6の時のような面倒な状況ですね。
実際に別件でIEに対応しつつ最新の環境にも対応しないと駄目的な話があってsvgを使ったり画像を2倍にしたりCSSで切り替えたりと面倒な作業が増えてます。
まあ、スマホやタブレットが高解像度化は先行していて、でも端末自体はちっこいので、それほど気にしなくても(気にした方がよいけれど)問題視されてなかったんですけどね。
なんだか、ここ数年、月単位で状況がゆるゆる変わっていってるので脱落していく人がどんどん増えていくんだろうなぁ。
これに気が付かない担当者や、ウェブ業界10年越えで実際の作業をしなくなったディレクターさんは、今までの感覚で話をすると思うので、きっとまた面倒なことになるんじゃないかなぁとぼんやりと思ったりします。
私的にはとっとPCは消えてなくなって、ほとんどの人はタブレットでしかサイトみてないよっ!てなってくれればいいのに、いや、そうなりつつあるけれど、実際の企業さんはPCで見るのでPC用にって無駄な努力をせなだめなんでしょうなぁ。
と、どうでもよい駄文でした。

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