「自分の手柄は自分のもの」
いいえ違います。
そもそも、
仕事には自分の手柄というものなんて存在しないのです。
目標に向かって、動いているのだから、
全員が運命共同体なんです。
困っていれば助けるし、
こちらが困っていれば助けてほしいものです。
それがプロジェクトで動くということの
最大のメリットと思うんですね。私は。
しかし、今の時代の風潮はどうやら
違うようです。
「自分の手柄は自分のもの」
という考えがあまりにも
蔓延しすぎているような気がします。
一年通して、経営やら諸々
自分なりに勉強してみましたが、
若い経営者~団塊の世代
(やばい、ほとんどの世代じゃないか・・・)
にその傾向が強いように思います。
なんだかワーキングプアなんて言葉がありますが、
原因はこの考えにあるんではなかろうか。
たとえば人物評価
「1人が1の作業」だけれど、
「1人が2の作業」だと高評価。
これだと査定も簡単。
企業は作業をアウトソーシングしやすいものにする。
人間を機械と同じに扱うわけですよ。
企業側は、取替えも楽です。
働いている当本人は自分の「働きに対しての評価」
を得られるので、満足します。
私たちの世代は、「個性」を重要視されていた世代のため
「個の評価」に対して敏感です。
なのでなんの疑問も感じないかもしれません。
ひょっとしたら、私が言っている
「全員が運命共同体」
という言葉の意味がわからないかもしれない。
でも「自分の手柄は自分のもの」の
待っているのは過労死くらいなもんです。
次の一年は
運命共同体の仕事を増やしたい・・・。
というか、そうでなければ、
みんな、死んじゃうよ!